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【はじめに】高速で強力なWordPressサイトを構築する1

WPをより強力なサイトに。

【はじめに】高速で強力なWordPressサイトを構築する1
日本版Wordpressの公式キャラクター『わぷー』(ja.wordpress.org)

ウェブサイトにおいて表示速度は最重要要素

世界シェアが50%以上と、今や超有名コンテンツマネージメントシステム(CMS-content management system)となったWordPressですが、動的な動作という仕様により、HTML単体での運用よりもパフォーマンス(表示時間)は大なり小なり劣化します。

ただ、WordPressはブログ運用をするには非常に有用なツールであり、ユーザーに対してとても使いやすい作りとなっています。

そのため、Wordpressがもたらす多くのメリットのために多少のパフォーマンスを犠牲にするのは仕方のない事です。

しかし、実際には表示速度の長さは問題であり、パフォーマンスを犠牲にすると多くのデメリットも生まれます。

(本文前に)簡単な3行まとめ

  • ウェブサイトの表示速度はかなり重要。
  • 遅いサイトはユーザーが多く離脱する。
  • 更に検索順位のデメリットも含まれている。

表示速度が長いとユーザーの大半は離脱する

コンテンツデリバリネットワーク(CDN-Content Delivery Network)事業を行っている米企業のAkamaiが2009年に表示速度に関する調査を発表しています。

この調査によると大半のユーザーはせっかちということが明らかになっており、あるページの表示に3秒以上かかる場合には40%以上ものユーザーがコンテンツを見ることなくそのページから離脱してしまうとのことです。

また、多くのユーザーは2秒以下でサイトが表示されるのを期待しているようです。

現在のウェブはスマートフォンなどの携帯端末が主流となっているため、PCと比べて貧弱な回線ではその影響はとても大きいでしょう。

ウェブマーケティング調査を行う米企業のKissmetricsがAkamaiと米IT企業gomezの調査をまとめた記事では、モバイルユーザーの多くがサイト閲覧の際に表示が遅いなどの不満点を挙げているとのこと。

Kissmetricsが公開した資料の一部。
Kissmetricsが公開した資料の一部。(kissmetrics)

何の変哲も無いただのサイトであればそこまでの影響は無いのかもしれませんが、これが商用で使われているならばその損失は相当なものです。

先程のKissmetricsの記事によると、一日10万ドル(約1100万円)の売上があるサイトの場合、サイトの表示が1秒遅れているならば年間250万ドル(約3億円)もの潜在的損失があると記述されています。

これらの事から表示速度の改善は必須であり、出来る限り修正することが望ましいでしょう。

表示速度はGoogle検索ランキングにも反映される

表示速度による影響を受けるのは商用サイトや利用ユーザーだけでなく、Googleの検索ランキングにも影響を及ぼします。

Googleはユーザー目線で役に立つ検索ランキングの表示を目指しており、多くの観点から検索順位が定められています。

表示速度もそのポイントの一つであり、実際にGoogleは公式ブログにて表示速度を検索順位のアルゴリズムに取り入れたとアナウンスしています。

ハイパフォーマンスなWordPressサーバを構築する

次回からはWordPressの恩恵を受けつつも表示速度を極力低下させないためのサーバ構築方法を記述していきたいと思います。

OSの設定からWordPressをインストール、そしてその他設定など、非常に長い記事となるので記事は複数に分けて配信します。

なお、公開された関連記事は以下より閲覧することが可能です。

目次

記事内でのサンプルは『さくらVPS4G・Ubuntu14.04・Nginx・PHP7・MariaDB・Wordpress・+α』となっています。

記事の執筆時、参考となった情報はここのtxtで公開しています。

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