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とっても優秀な海外VPS『VULTR』を使ってみよう

とっても優秀な海外VPS『VULTR』

とっても優秀な海外VPS『VULTR』を使ってみよう
使いやすいVPSサービス『VULTR』(VULTR)

とても使いやすい海外VPS『VULTR』

一台のPCを用いて仮想環境を複数構築するVirtual Private Server(VPS)は非常に便利な機能です。

自分のPCを使ってVPSを構築するのも良いですが、VPSをより使いやすくしてサービスを展開する企業も多く存在しています。

国内ではさくらのVPSさくらのクラウド、GMOのConoHaなどが割と使いやすい印象を持ったサービスです。

他にも海外ではLinodeDigital Ocean、そしてVULTRなどがよく話題に挙がるサービスだと思われます。

あらゆる点で最高品質を求めるならば、Amazon Web ServicesあるいはGoogle Cloud Platformなどが良いのですが、コストパフォーマンスを考えるとこの2択はそこまで良いとは言えません。

これらサービスの中で個人的に特別おすすめするのが、『VULTR(ヴァルチャー)』です。

VULTRについて簡単に良いポイントを挙げると『高品質』『低価格・従量制』『高機能』『シンプルなユーザーインターフェース』『サポートの質』などです。

他のサービスもそれぞれメリットがあるのですが、個人的にはVULTRが一番使いやすいVPSだと感じました。

今回の記事ではそのVULTRについてレビューしてみたいと思います。

※2017/3/15追記:Vultrでもメモリ増強や帯域制限緩和など、複数の機能がバージョンアップされるとのアナウンスがなされました。これでまた人気は高まるでしょう。

(本文前に)簡単な3行まとめ

  • 高品質なVPSサービス『VULTR』
  • UIはシンプルで使いやすく、コストパフォーマンスにも優れている。
  • 登録で20ドルが無料で使えるのでお得。

記事目次

VULTRとは

VULTRは2014年2月に誕生した、主にVPSクラウドサービスを展開する企業です。

VULTRの本社はアメリカ、ニュージャージー州のマンハッタンにありますが、親会社はChoopaというウェブホスティングサービスを扱っている企業です。

VULTRはシンプルで信頼性の高い高性能クラウドを提供することを目的としており、ユーザーにとってより優位で使いやすいツールを日々開発しています。

データセンターは北米、ヨーロッパ、アジア(当然ながら日本の東京も含まれています)、オーストラリアに配置され、今のところその数は15ヶ所に及びます。

現在では世界150ヶ国以上、10万人以上の顧客に対してサービスを提供している実績があります。

また、これら顧客から作り出されたサーバは500万台以上だそうで、他にもVULTRのサポートは毎月2万5千件の問い合わせに対応しているとのこと。

他にもVULTRはサービス品質保証(SLA – Service Level Agreement)100パーセントを掲げており、万が一サービスが少しでも停止した場合には相応の対価を顧客に提供する方針を持っています。

VULTRのFeaturesページによると100パーセントIntel製コア』『ISOのアップロード(カスタムOS使用可能)』『専用IPアドレス』『長期契約無し(従量制)』『API搭載』『多機能コントロールパネル』が特徴として挙げられています。

登場してまだ間もないVULTRですが、なかなかの品質を持っていることから海外以外に日本でもそれなりに評価の高いようです。

その影響か、VULTRのプランの一つであるDedicated Server(専用サーバ)はニューヨークと東京の2つのみしか販売されていません。

更に以前は東京リージョンでの転送量は他リージョンと比べて非常に少なかった(他リージョンの5分の1)のですが、現在では全て同一水準まで改善されています。

どうせならば転送量無制限でも良いと思うのですが、結局のところ他社で無制限のサービスを使っていたとしても場合によっては制限がかかるパターンもあるので、目に見える形の方が良いのかもしれません(そもそも大量アクセスや大きなデータ配信目的でない限り、そこまで問題無い転送量です)。

プラン一覧

VULTRが提供する主なプランは『Vultr Cloud Compute (VC2)』『Storage Instance』『Dedicated Instance』の3つです。

Vultr Cloud Compute (VC2)

『Vultr Cloud Compute (VC2)』はいわゆる共用のVPSクラウドサービスであり、1台のPCによって構築された複数の仮想スペースを他ユーザーと共に使用することになります。

VC2のプランは以下の8つです。

月5ドルプラン(1h – 0.007ドル):15GB(SSD)・1CPU・メモリ768MB・転送量1000GB

月10ドルプラン(1h – 0.015ドル):20GB(SSD)・1CPU・メモリ1024MB・転送量2000GB

月20ドルプラン(1h – 0.03ドル):45GB(SSD)・2CPU・メモリ2048MB・転送量3000GB

月40ドルプラン(1h – 0.06ドル):90GB(SSD)・4CPU・メモリ4096MB・転送量4000GB

月80ドルプラン(1h – 0.119ドル):150GB(SSD)・6CPU・メモリ8192MB・転送量5000GB

月160ドルプラン(1h – 0.238ドル):300GB(SSD)・8CPU・メモリ16384MB・転送量6000GB

月320ドルプラン(1h – 0.476ドル):600GB(SSD)・16CPU・メモリ32768MB・転送量10000GB

月640ドルプラン(1h – 0.952ドル):700GB(SSD)・24CPU・メモリ65536MB・転送量15000GB

VC2でのプラン一覧。
VC2でのプラン一覧。

Storage Instance

『Storage Instance』は主に高いディスク容量を必要とする場合に使用するプランです。大量のデータを保存する方向けで、パフォーマンスは全体的に低めです。

なお、Vultrにはオプションとして追加ディスクとして機能するBlock Storageという機能がある(10GB~10000GBを追加)のですが、こちらは全てSSDとなっています。

ウェブサイトを見たところ、Storage Instanceはあまり推していない感じがするので、VULTRとしてはBlock Storageを使って欲しいと思っているのかもしれません。

ただ、今のところBlock Storageはニューヨークリージョンのみなので東京リージョンでは使えません。

Storage Instanceのプランは以下の5つです。

月5ドルプラン(1h – 0.007ドル):125GB(HDD)・1CPU・メモリ512MB・転送量1000GB

月10ドルプラン(1h – 0.015ドル):250GB(HDD)・1CPU・メモリ1024MB・転送量2000GB

月20ドルプラン(1h – 0.03ドル):500GB(HDD)・1CPU・メモリ2048MB・転送量3000GB

月30ドルプラン(1h – 0.045ドル):750GB(SSD)・2CPU・メモリ3072MB・転送量4000GB

月40ドルプラン(1h – 0.06ドル):90GB(SSD)・2CPU・メモリ4096MB・転送量4000GB

Storage Instanceのプラン一覧。
Storage Instanceのプラン一覧。

Dedicated Instance

『Dedicated Instance』は専用サーバであり、1台のPCをそのまま専有して使う事が可能です。当然パフォーマンスもアップ(CPU性能が3600MHz)するため、VC2の高級版と考えてくれればOKです。

Dedicated Instanceのプランは以下の4つです。

月60ドルプラン(1h – 0.089ドル):120GB(HDD)・2CPU・メモリ8192MB・転送量10000GB

月120ドルプラン(1h – 0.179ドル):2x120GB(HDD)・4CPU・メモリ16384MB・転送量20000GB

月180ドルプラン(1h – 0.268ドル):3x120GB(HDD)・6CPU・メモリ24576MB・転送量30000GB

月240ドルプラン(1h – 0.357ドル):4x120GB(SSD)・2CPU・メモリ32768MB・転送量40000GB

Dedicated Instanceのプラン一覧。
Dedicated Instanceのプラン一覧。

特徴

VULTR公式のよくある質問はhttps://www.vultr.com/faq/です。

簡単にまとめたVULTRの特徴は以下の通りです。

主なプラン:『Vultr Cloud Compute(共用クラウドサーバ)』『Storage Instance(大容量ストレージサーバ)』『Dedicated Instance(専用サーバ)

ロケーション:北米、ヨーロッパ、アジア(東京有り)、オーストラリアの計15ヶ所

料金VC2(月5ドル~640ドル)Storage Instance(月5ドル~40ドル)Dedicated Instance(月60ドル~240ドル)

支払い方法:クレジットカード・ペイパル・ビットコイン(3種共にデポジット方式)

コントロールパネル:シンプルで使いやすく、数クリックで目的を達成出来る。

機能:スナップショットやサーババックアップ、スタートアップスクリプト、ファイアウォールなどが使用可能。

ワンクリックアプリ:16種類から選べる。

API提供済み

サポート:非常にレスポンスが早い。

高品質

VULTRは高品質なサーバを提供することを心掛けています。

まず『Vultr Cloud Compute (VC2)』および『Dedicated Instance』そしてオプションの『Block Storage』計3つのプランは全てSSDが標準搭載されています。

そのため、従来のHDD時のパフォーマンスと比べて大きな性能の向上がみられます。

他にもCPUにもこだわりがあるようで、それなりの性能を発揮してくれるようです。

特に専用サーバは大きくCPUの性能がアップしているため、VC2よりも高い性能を求める場合にはおすすめでしょう。

通信速度についても全く問題は無く、むしろ速い部類に入っていると思われます。

実際の性能については海外サイトにて他サービスと比較した記事がありますので、後述したいと思います。

低価格・従量制

VULTRは使用した分だけ請求される従量制タイプのサービスです。

月額制であればあまり使わなくても大きくお金がかかってしまうため、従量制は大変便利です。

そのため、VULTRは軽く使う程度ではほとんどお金がかかりません。

それだけでなく、1ヶ月丸々使ったとしてもなかなか優良な価格設定にもなっています。

VC2の場合最低プランで月5ドル(約500円)程度なので、お財布にも優しいです。

もちろんバリバリ使うならば相応のプランが必要ですが、AWSなどを使った時と比べるならばVULTRのコストパフォーマンスは間違いなく高いでしょう。

ちなみに支払いは『クレジットカード』『ペイパル(Paypal)』そして『ビットコイン(Bitcoin)』が使用可能で、デポジット方式(支払い分がチャージされる)がとられています。

高機能

VULTRにはサーバ運用に役立てる多くの機能が搭載されています。

簡単に挙げると『スナップショット』『自動バックアップ』『ISOアップロード』『スタートアップ スクリプト』『SSH Keys』『DNSサーバ』『自動バックアップ』『ブロックストレージ』『IPアドレス追加』『ファイアウォール』『DDoSプロテクション』『IPv6の有効化』『プライベートネットワーク』『ワンクリックアプリ』などが使用可能です。

各項目の詳細は以下の通りです。

スナップショット

スナップショット(Snapshots)はある時点でのストレージ(保存データ)の構成を保存および復元する機能です。

いわゆるバックアップ的な機能であり、定期的に使用することで万一ストレージ内に不具合があった場合でも簡単に以前の内容へと戻す事が出来ます。

ただし、スナップショットではストレージの保存復元は出来てもサーバ全体の構成を保存復元は出来ませんのでご注意下さい。

サーバ全体のバックアップは後述の自動バックアップで可能です。

VULTRではスナップショットの利用は現在無料となっていますが、後々有料化される可能性があります。

自動バックアップ

自動バックアップ(Automatic Backups)はそれぞれのサーバに対し、自動でバックアップを行う機能です。

スナップショットではストレージのバックアップを行いますが、自動バックアップではサーバ全体をバックアップします。

バックアップは毎日、毎週、または毎月実行可能で、他にも時刻や曜日指定でも設定出来ます。

なお、バックアップは同じリージョン内に保存が行われ、フォールトトレラント設計を用いたストレージに保存されます。

料金は現在利用しているサーバの20パーセントとなっています。

ISOアップロード

ISOアップロードは自身の所持しているカスタムOSのISOをVULTR内にアップロード出来る機能です。

VULTRでは元々複数のOSが使用可能ですが、当然ながら人によっては自分でカスタマイズしたOSやバージョンの異なるOSを使用したいと考えますので、この機能は便利です。

スタートアップ スクリプト

スタートアップ スクリプト(Startup Scripts)はサーバの初回起動時に実行されるシェルスクリプトの事です。

起動後に必ず行う作業をスタートアップスクリプトで登録しておけば結構な手間を省くことが出来ます。

SSH Keys

SSH Keysは安全にサーバに接続するための機能です。

事前にVULTRにSSH公開鍵を登録しておく事が可能ですので、こちらも手間を省くことが可能です。

DNSサーバ

DNSサーバはVULTRが世界中で用意しているネームサーバを利用し、訪問者の場所ごとに取得ヶ所を変更することで迅速にドメインの名前解決を図ることが可能です。

DNSサーバは有料にしているサービスもありますが、VULTRでは無料で利用することが可能です。

ブロックストレージ

ブロックストレージ(Block Storage)は拡張可能なストレージボリュームをセカンダリドライブとして作成します。

拡張可能なストレージなので、アップグレードおよびダウングレードの両方を行うことが出来ます。

ディスクサイズは最小10GB、最大10000GBとなっており、全てSSDで構築されます。

料金は最小月1ドル(1h 0.001ドル)最大1000ドル(1h 1.448ドル)です。

注意点として、ブロックストレージは現在ニューヨークリージョンしか利用出来ず、更に専用インスタンス(Dedicated Instance)にも使用出来ません。

そのため、日本では現在利用出来ない状態です。

IPアドレス追加

IPアドレス追加(Reserved IPs)は特定のIPアドレスを事前に取得しておく機能です。

新しいサーバを構築した場合、通常はIPアドレスがランダムに割り当てられますが、この機能を利用することで好きなIPアドレスを使用することが出来ます。

料金は1つのIPにつき月3ドル(1h 0.0045ドル)となっています。

ファイアウォール

ファイアウォール(Vultr Firewall)はサーバのセキュリティを高めるための機能です。

サーバのファイアウォールはLinuxであればUFWやIptablesがよく知られており、精通している方では利用する機会はあまり無いかもしれません。

ただ、Vultr Firewallはパケットフィルタリングを行う際、ネットワーク上のより高いレベルで行われるためにサーバのリソース使用量が削減される事や、管理はVultrコントロールパネルで行え、そしてこのファイアウォールは複数のサーバにも適用できるため、複数サーバのファイアウォールポリシーを素早く更新出来ます。

このファイアウォールでは小規模な攻撃に対応出来ますが、大規模なDDoS攻撃などには不十分なので、その場合には別オプションのDDoSプロテクションが必要となってきます。

DDoSプロテクション

DDoSプロテクション(Vultr DDoS Protection)はサーバが攻撃を受けた際に適切なフィルタリングを行ってダメージを軽減させる機能です。

現在10Gbpsまでの保護が施されていますが、それ以上の攻撃には対応していません。

ただ、VULTRによると将来、更に強化された保護が搭載される模様です。

料金は月10ドルとなっています。

しかし現在は『ニューヨーク』『シカゴ』『ロサンゼルス』『シリコンバレー』『シアトル』『マイアミ』『アムステルダム』『ロンドン』『フランクフルト』『パリ』のリージョンしか対応しておらず、東京リージョンでは残念ながら使用不可能です。

プライベートネットワーク

VULTRではプライベートネットワーク(Private Network)の構築が可能です。

プライベートネットワークを構築することで複数台の環境を繋ぎ合わせ、より強力な環境を生み出せます。

例えばWEBサーバとDBサーバを分割することで、互いにパフォーマンスの増加や問題点の発見しやすさをアップさせられます。

更にキャッシュサーバも構築してプライベートネットワーク内に組み込めばかなりのパフォーマンス増加に役立てられるでしょう。

当サイトではその一連の作業を複数記事に分けて公開しています。

ワンクリックアプリ

VULTRには16種類のワンクリックアプリ(One-Click Apps)が用意されています。

大抵は何らかの作業で使うようなアプリケーションですが、マインクラフトというゲームのサーバ構築もワンクリックで可能です。

現在使用出来るワンクリックアプリは『cPanel』『Docker』『Drupal』『GitLab』『Joomla』『LAMP』『LEMP』『Magento』『MediaWiki』『Minecraft』『Nextcrowd』『OpenVPN』『ownCloud』『PrestaShop』『Webmin』『WordPress』です。

VULTRのワンクリックアプリ一覧。
VULTRのワンクリックアプリ一覧。

シンプルなユーザーインターフェース

こういうサービスではどうしても情報量が多くて、ユーザーにとって分かりにくいコントロールパネルになってしまうパターンがあります。

しかし、VULTRではユーザーがとっつきやすいよう、シンプルなユーザーインターフェース(UI)のコントロールパネルを構築しています。

白と青を基調の洗練されたシンプルデザインや、アイコンのみを使用せずに文章でも項目を表示するなど、非常に分かりやすく使いやすいものとなっています。

また、コントロールパネルの閲覧はPCだけでなく、スマートフォンにも最適化されています(レスポンシブデザイン)ので、スマホでもインスタンスの構築が簡単に出来ます。

VULTRのコントロールパネル。
VULTRのコントロールパネル。

サポートの質

VULTRのサポートは非常に迅速な対応をする事で有名です。

問い合わせを送った場合、大抵30分以内、早ければ数分程でサポートからの返事が返ってきます。

また、海外サービスということで問い合わせを送る事を躊躇する方がもちろん居ると思いますが、簡単な事(課金の制限解除など)であればGoogle翻訳を使って問い合わせしても大抵こちらの意図を汲み取って対処してくれます。

他サービスとの比較

VULTR公式のベンチマーク結果も公開されています。

最近とある海外サイトで複数のVPS比較を行った有用な記事が公開されましたが、その記事ではVultrはそこそこ良い結果を残していました。

比較対象はLinode・DigitalOcean・LightsailそしてVultrです。

この記事では同じ性能ではなく、価格に沿ったコストパフォーマンスの目線で比較を行っています。

Overviewの項目ではLinodeが最も性能が高くなっており、VULTRは2、3番目の性能でした。

比較を行った各データ。
比較を行った各データ。

CPUInfoではLinode・Digital Ocean・Lightsailはほぼ同等の性能を持っているように見えますが、Vultrは多少性能が落ちています。

しかし構築時のバラつきがあるのかこちらでVULTRの性能を見たところ、CPUは2399MHzでした(東京リージョン)。

ただ、Dedicated Instanceの場合は3600MHzで表示されました(VC2と共にモデル名は不明)。

各サービスのCPU状態。
各サービスのCPU状態。

CPUのベンチマークでは各サービスにそこまでの性能差はありませんでしたが、Linodeは最大リクエスト時間が少なくなっています。

CPUベンチマークの数値。
CPUベンチマークの数値。

メモリの読み書きについては元々メモリ数値の高いLinodeとVULTRが良い結果を残しました。

メモリ読み込みの数値。
メモリ読み込みの数値。
メモリ書き込みの数値。
メモリ書き込みの数値。

ファイルI/OのベンチマークではDigital Oceanが最も高い結果を残し、VULTRは3位となっています。

ファイルI/Oベンチマークの結果。
ファイルI/Oベンチマークの結果。

MYSQLのベンチマーク結果ではLinodeが高い数値を出していましたが、最大リクエスト時間が高くなっています。対してVULTRは2位の成績を残し、最大リクエストでも高い評価を残しました。

MYSQLのベンチマーク結果。
MYSQLのベンチマーク結果。

Apatchのベンチマーク結果ではリクエストの失敗でVULTRが最も低く、1リクエスト当たりの時間も低くなっていました。

Apatchのベンチマーク。
Apatchのベンチマーク。

ネットワークのベンチマークではPingの性能はLightsailが最も高く、ダウンロードではLinodeが最も高い数値を出していました。

VULTRはそれぞれ2位の成績でした。

ネットワークのベンチマーク。
ネットワークのベンチマーク。

使用方法

ここからはVULTRの登録から各項目の説明、そして実際にサーバを構築するまでの手順を紹介します。

登録

まずはVULTR公式ページへ移動し、赤丸の『Create Account』を選択します。

『Create Account』を選択。
『Create Account』を選択。

メールアドレスとパスワードを入力し、もう一度『Create Account』を選択します。パスワードは大および小文字および数字が最低1つ、また合計10文字以上必要です。

メールアドレスとパスワードを入力して『Create Account』を選択。
メールアドレスとパスワードを入力して『Create Account』を選択。

自動的にコントロールパネルへ移動するので、支払い方法を選んで入金を行います。

例ではクレジットカードで、『Credit Number』はクレジットカードの番号、『Expire Month』はカードの期限(月)、『Expire Year』はカードの期限(年)、Security Codeはカードの裏面にある3ケタの数字を入れます。

その後支払い額を選んだ後(上記の『VULTR公式ページ』リンクからだと10ドル入金すると20ドル余分に追加されます)『I Agree to the Terms of Service』を読んでチェックを入れ、最後に『Make a Payment』で支払いを完了させます。

各項目を記入し、規約にチェックを入れて『Make a Payment』を選択。
各項目を記入し、規約にチェックを入れて『Make a Payment』を選択。

設定後は支払いを行う際、ほぼワンクリックで入金を行えるようになります。

設定後は簡単に入金可能になります。
設定後は簡単に入金可能になります。

コントロールパネルの説明

ここからは左側の各項目について簡単に説明します。

Server』ページはサーバ構築の起点となります。

右上の青背景の『』からサーバを追加することが可能です。

また、上部の各項目を選択して様々な機能を使用することが出来ます。

『Server』ページ。
『Server』ページ。

Billing』ページは料金関連を扱っています。

Make Payment』では料金の支払い、『Limits』はアカウントのサーバ数と料金の制限および緩和、『History』は支払履歴を表示します。

『Billing』ページ。
『Billing』ページ。

Support』ページはお問い合わせやFAQなどの項目を扱っています。『Knowledgebase』は総合サポート情報、『Tickets』は問い合わせ情報を表示します。

『Support』ページ。
『Support』ページ。

Affiliate』ページはVULTRの紹介による報酬を扱うページです。

Linking Code』は紹介リンクを扱い、『Bonus Promo Code』はキャンペーンコードの表示、『Banners』はVULTRの広告バナー一覧、『Stats』は広告の統計、『Payouts』は報酬の受け取りです。

この記事でも使っているhttp://www.vultr.com/?ref=6970058はキャンペーンコードであり、そのリンクから利用者が登録および10ドル入金を行う事で、利用者のデポジットに20ドルが無料で追加されるのですが、個人的には常にこのコードが使えた方が利用者にとってかなりメリットがあるため、継続してもらいたいですね。

2017/5/11現在、上記特典は終了していますが、新たなクーポンが追加されており、クーポンコードを入力することで初期登録者に限り入金額の二倍がボーナスとして与えられるようです。

『Affiliate』ページ。
『Affiliate』ページ。

Account』ページは住所や認証、お知らせなどの情報を扱っています。

Profile』はメールアドレスや住所、名前などの個人情報を表示し、『Authentication』はパスワードの変更や二段階認証の設定、『API』はアプリケーションプログラムインターフェイスの使用有無、『Users』は管理者の編集、『Notifications』は各種お知らせをメールアドレスに送信するかを選択します。

『Account』ページ。
『Account』ページ。

サーバ構築方法

VULTRではとても簡単にサーバを構築することが可能です。

まずは『Server』ページに移動し、青背景の『+』を選択します。

赤丸の『+』を選ぶ。
赤丸の『+』を選ぶ。

すると画面が切り替わるので、使用するプランとロケーションを選びます。例ではVC2と東京リージョンを選んでいます。

使用するプランとロケーションを選ぶ。
使用するプランとロケーションを選ぶ。

次に使用するサーバタイプを選択します。選択出来るサーバータイプは豊富で、自身でカスタムOSをアップロードも出来るなど、様々なものを選ぶ事が可能です。

使用するOSを選ぶ。
使用するOSを選ぶ。

そしてサーバのスペックを選択します。

使いたいサーバスペックを選択する。
使いたいサーバスペックを選択する。

今度は追加設定を行います。『Additional Features』ではIPv6、プライベートネットワーク、自動バックアップ、DDoSプロテクション(現在は日本使用不可)の有効化を設定します。

『Startup Script』や『SSH Keys』は使いたい方は設定しておきましょう。

追加設定を行う。
追加設定を行う。

最後にサーバのホストネームおよびラベル名を記入し(未記入可)、『Deploy Now』を選択することでサーバが構築されます。

ホストネームとラベル名を記入し、『Deploy Now』を選択する。
ホストネームとラベル名を記入し、『Deploy Now』を選択する。

カスタムOSの場合は初期インストールから設定する必要がありますが、標準搭載されているOSの場合は全て自動でインストールが行われます。

インストールが自動的に開始される。
インストールが自動的に開始される。

Server Infomation

Server』ページで編集したいサーバを選択すると、『Server Infomation』ページへ移動します。

このページではサーバの強制終了や再起動、またはサーバの廃棄(契約終了)などが行なえます。

他にもコンソール画面でサーバを実際に操作することも可能です(右上アイコン最左)。

サーバ管理画面。
サーバ管理画面。

Usage Graphs』ページではサーバの使用状況をグラフで閲覧可能です。

『Usage Graphs』ページ。
『Usage Graphs』ページ。

Setting』ページではプランの変更やOSの変更など、サーバの状態を設定することが可能です。

『Settings』ページ。
『Settings』ページ。

Snapshots』ページでは現在のサーバストレージ状況を保存もしくは復元出来ます。

『Take Snapshot』を選択することで現在のストレージを保存します。

『Snapshots』ページ。
『Snapshots』ページ。

Backups』ページではサーバの全状態を保存したバックアップの保存もしくは復元を行えます。

『Backup』ページ。
『Backup』ページ。

DDoS Protection』ページではDoS攻撃を受けた時の状況を表示します。

ただし、現在は東京リージョンで使用出来ません。

『DDoS Protection』ページ。
『DDoS Protection』ページ。

総括

ベンチマークの結果としてはLinodeがなかなかの成績を出しており、VULTRとも良い勝負になっていましたので、客の奪い合いになりそうな感じです。

また、Linodeにも東京リージョンがありますし、ノードバランサーというロードバランサー機能を提供しているので、場合によってはLinodeが有利です。

更にプランによってはLinodeの方がメモリ数が高いため、ややコストパフォーマンスに優れています。

しかしVULTRには強力な専用サーバが提供されていますので、やはり状況によって使い分けるのがベストでしょう。

個人的にはUIの使いやすさや機能の多さでVULTRを使っていますが、もしLinodeがUIを改良し、更に性能を伸ばすならばVULTRもやや危うくなるかもしれません。

逆にVULTRがLinodeに追従してロードバランサーの追加やプランの改定を行った場合にはLinodeに大きなダメージを与えます。

競合相手がいるからこそサービスが良くなるので、これからも様子を見ていきたいですね。

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